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コンプライアンスへの取り組み

同じ言語でコミュニケーションをとり、トラブルを未然に防止

当社では創業からこれまで、労務トラブル・訴訟問題に発展した事例はありません。仕事面の管理者・生活面のライフサポートなどは、同じ国籍の日系ブラジル人の先輩スタッフが対応しており、自分たちの経験を踏まえて後から入社された社員の面倒をサポートしております。日頃より社員に寄り添い、同じ言語でしっかりとした説明を行い、信頼関係と相互理解を築くことが、トラブル発展の未然防止に繋がっています。

日系ブラジル人スタッフへのコンプライアンス教育体制

社員のサポートにあたる日系ブラジル人スタッフには、UTグループの日本人スタッフが、日本のルールやコンプライアンスについて教育を行います。規則を理解したスタッフが、翻訳された様々な教育資料をもとに社員への指導にあたっております。

人的資本経営にむけて

「より良い職場」プロジェクト

当社では、社員の「①健康・安心・安全」「②育成・キャリア形成支援」「③評価制度と報酬」の3点の好循環が、UTスリーエムへのエンゲージメントを高め、 ひいては組織文化の醸成につながっていくと考え、それぞれ以下の点を重視した経営を行っております。

① 健康・安心・安全
社員の健康を守れる職場や必要な生活サポート及びコミュニティは何かを考え、はたらく一人ひとりの求めるものを提供すること

②育成・キャリア形成支援
はたらく一人ひとりが、どのような仕事を希望するか。どんな仕事があれば日本で働きたいか。どのようなキャリアを築いていきたいか。求めるものに応じた支援をすること

③評価制度と報酬
望ましい報酬や評価制度は何か。日本人と同様の水準で評価や報酬を決定すること

以上3点において、それぞれに分科会の立ち上げを行い、同時に求職者・社員、現地の日系人の意見を収集するためのアンケート調査を実施しております。アンケートの結果を元に「より良い職場」を形成するための指標を定め、日系人向けのサービス開発と提供、並びにコミュニティ拡充案の作成、ブラジル現地への当社の訴求活動等に繋げてまいります。