UT GroupRecruiting Site

Message 02

採用活動の入り口を
より広げる。
その先の道がしっかり
拓かれているから。

RyuseiYuba

Profile

弓場 隆世

サービス開発部門
カスタマーフォーカスユニット
統括部長

2018年入社/幹部候補1期生

地元の同級生たちや、ワーキングホリデーで出会った日本人たちの仕事に対する諦めの姿勢を目の当たりにしてきた。そんな状況を少しでも良くしていきたいという想いから、幹部候補採用の1期生として2018年UTグループに新卒入社。全国の事業所での採用活動をサポートする本社の採用プロジェクトチームにおいて、課題の分析や解決のための施策づくりから実行までを次々と手がけている。

01

オーストラリアで出会った
日本人たちの姿に

大学4年生のとき、1年間休学してオーストラリアに行った。仕事を手伝う対価として、住む場所や食事を提供してもらう。受け入れ先の自営業者たちは、休憩時間や夕食のときに、仕事の面白さや将来の夢などを前向きに語ってくれた。専用のアプリを頼りに次なるホストを探しながら、全土をあちこち回った。

あるとき滞在したイチゴ農園では、日本人たちもはたらいていた。日本ではたらくのがつらくなり、より多い稼ぎと自由を求めてやって来たのだという。しかし、聞かされる話には不平不満が多い。ポジティブなホストとは対照的に、ネガティブな感情を胸に嫌々はたらいていたのだ。その姿は決して、他人事とは思えない。同窓会で再会した地元・奈良の幼なじみたちも、高卒で地元の工場になんとなく就職し、20歳そこそこで人生を諦めてしまっている。

かくいう自分も、大学卒業後のイメージを持てず、「はたらくのは億劫だな」という思いが先行していた。そんな自分の胸の内と、オーストラリアや奈良ではたらく人の胸の内とが交差したとき、ふと自分の道が見えてきた。はたらくという行為を誰もが前向きに捉えられる社会をつくっていきたい。それができるのが、就活で出会ったUTという舞台だった。はたらく力で、イキイキをつくる。「なんて明快で分かりやすいのだろう」と、心に突き刺さった。なにより、自分自身が渇望していたテーマだったのである。

入社後に配属されたのは、採用部門内で立ち上がったばかりのチームだった。UTでは、応募者を集めるマーケティングチーム、面接に誘導するコールセンター、求職者を顧客企業に送り出す面接部隊などに分かれている。その全体を俯瞰しながら、採用課題の改善や企画を行うプロジェクトの一員となったのである。

02

全国の現場が
採用を諦めないための
仕組みづくり

まさに自分のやりたかったことが形にできる!  ところが、そんな思いだけが空回りしたり、求められるスピード感に追いつかなかったりして、当初は上司や先輩たちに叱られてばかりだった。なにしろ、規模感が大きい。毎月の採用者数目標は約1000人におよび、さらに増やそうとしているのだ。

1万人の応募があったのに、面接にはなぜ3000人しか集まらないのか。そこから採用に至る人数が、なぜガクンと落ち込むのか。全国の採用現場の担当者たちから生の声を聞き、課題を明確化し、分析をもとに改善の仮説を立て、具体的な施策をつくり、全国での実行を推進していくのが重要なミッションとなる。

あるとき、現場の担当者からこんな話を聞いた。

「仕事の意欲も入社希望も強いのだけど、給料日までの生活費がないという人が多いんだ。事業所では対応できないから、採用を断念するしかないんだよね」

ならば、生活費が数日で尽きてしまう人のために、入社日当日に支払いできる仕組みをつくればいい。さまざまなシステムをすぐさま比較検討し、導入の方法をあれこれと探り始めた。

運用スタートが遅れれば、それだけ採用機会を逃してしまう。IT企業や社内のシステム部門との打合せを朝から晩まで繰り返しながら、技術面や法律面の課題を1つずつ解決していく。構想は約2か月、開発は1か月足らずというスピードで、入社日に給与を受け取れるサービスを誕生させた。電子マネーの導入などフィンテックの活用はUTとしても初めての挑戦だったが、今後もいろんな用途での応用を視野に入れている。

03

どんな人にも、
イキイキとはたらける機会を
提供していきたい

生活費がないというのはほんの一例で、応募者たちが抱える事情はじつにさまざまだ。派遣他社なら採用をためらわれるような人も、できるだけ受け入れていきたい。はたらく機会を平等に提供していくというのが、UTの考え方である。そうはいっても一定のラインは存在するが、範囲をもっと広げていきたい。その実現のために、応募者集め、面接誘導、企業への送り出しの各フェーズにおいて、なにができるのか。自分が取り組んでいくテーマは、まだまだ数多くあるはずだ。

入口が広いだけではない。その先の道も、UTではどこまでも続いている。

「他の派遣会社に行くくらいなら、絶対にうちに来たほうがいいんだよ」

何人かの上司や先輩たちから、ことあるごとに聞かされてきた言葉である。自分を鍛えてくれる直属の上司も、マーケティング部門の責任者も、もともとは技術職社員として採用され、工場のラインではたらいていた叩き上げだ。自らがモデルケースとなって、どんな道でも歩めることを体現している。そんな人たちが身近にいて、毎日イキイキとはたらいている背中を見せてくれる意味は大きい。

掲げているビジョンと現実とのギャップがないから、自分の仕事が心の底から正しいと信じられる。

自分がしている一つ一つが、なにに繫がっているのか、誰に繫がっているのかをしっかりイメージできている。いまの自分は間違いなく、イキイキとはたらいている。

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