Message 04
TomoAwaka
UTコネクト株式会社
南関東エリアユニット
2020年新卒入社/幹部候補3期生
学生時代、日本では触れることのできない新しい価値観に出会いたいという想いから、大学を休学し、バックパッカーとして海外を放浪。旅先で出会った人々のイキイキはたらく姿に心を動かされ、UTグループで日本のはたらき方を変革することを志す。入社後は1年目からCFの立ち上げに主担当として携わり、千葉エリアの事業拡大に貢献している。
01
誰に言われるでもなくいい大学を目指す。みんなが示し合わせたように大手の会社を目指す。新卒で入った会社で定年まで立派に勤め上げる。そんな日本ならではのはたらき方に、漠然と違和感を感じていた大学3年生の夏。自分の常識をひっくり返す出会いに期待し、バックパック一つ背負って、日本を飛び出した。
約半年間、異国の地を旅する中で、さまざまな人と出会った。雨の日だけ道端に顔を出すイタリアの傘売りたちがいれば、インドでは物乞いだけで生活している子供たちがいた。そこには生活と仕事が密接に絡み合った「はたらく」の概念があった。
中でも、衝撃を受けたのは、ラオスのバスで隣の席になったロシアの青年と話したときのことだ。当時24歳だった彼は、自転車屋さんとしてはたらき始め、エンジニアに転職、さらに今は歯医者をやりながら旅をしていた。自分とそれほど歳の変わらない青年が、なんと自由に職を変えているのだろう。彼のような人間に憧れ、「このはたらき方を日本でも広めたい」と心から思った。
帰国後、HR業界の中でもUTグループを選んだのは、その構想の大きさゆえだ。「日本のはたらき方を変える」。そう標榜する会社は多い中で、UTがターゲットとするのは、製造業の仕事だ。ホワイトカラーばかりではない、まさに、日本のはたらき方の「マス」の層を根本から変えていける事業モデルに惹かれた。
最終的に決め手となったのは、幹部候補採用1期生として活躍していた先輩の存在だ。自分が今まで出会った誰よりも優秀な社会人2年目だと思った。自分もこうなりたいという想いで、UTの門を叩いた。
02
新人研修が終わって配属された千葉の営業所は特殊な営業所だ。UTエイムでは一つの工場に対して複数人で管理することが多いが、千葉では取引先の規模が比較的小さいこともあり、管理者がいくつもの工場の管理を一人で請け負っている。そんな拠点柄も手伝って、配属されてひと月と経たずに新規で契約する工場の管理業務を任された。
幹部候補生というだけあって、難しい仕事を任されることは覚悟していた。しかし、まだ右も左も分からないうちに、新規案件を任されるとは。書類のつくり方から条件のすり合わせまで、上司に何度も確認しながら食らいついた。
なんとか契約を結んでからは、ひたすら人員集めだ。先方からの募集人数は5名。決して多くはない人数だが、仕事内容が身体的にハードだったこともあり苦戦した。先方が求めるスピード感に合わせて数を揃えにいくと、ミスマッチが起きて退職者が増える。かといって、じっくり条件に合う人が見つかるのを待っている余裕もない。一進一退の状況が続いた。それでも、期待をかけてくれるお客様になんとしても報いたい。自分が紹介した人にはイキイキはたらいてほしい。そんな想いから足繁く工場に通い、フォローを絶やさなかった。毎日挨拶をかわしていると、少しずつ工場ではたらく方の顔つきが変わっていく。先方からも「阿波加さんほどウェットに向き合ってくれる人は初めてです」とお褒めの言葉までいただくようになった。5名の募集から始まった取引は、気づけば30名が在籍するまでに大きくなっていた。
スキルも経験もまだまだこれからだ。それでも、人に真摯に、誠実に向き合い続ければ、どんな人でも必ず心を開いてくれると信じている。
03
若手のうちは体力をいくら消費してもいいから、誰よりも速く実力が身につく道へ。そんな想いから幹部候補コースを選んだ。結果的に、自分にとってこの上なく満足のいく20代を過ごせていると思う。千葉営業所には、一緒に案件を担当する先輩だけでなく、専属の事務職社員もいない。担当の工場に関する責任は、新入社員だろうが、全て自分にのしかかる。それでも、ひたむきに人と向き合い、入社して1年半で2つの工場の新規立ち上げを一人でやり切った経験は、UTの幹部候補コースだからこそ得られた貴重な財産だ。
当面の目標は、現場管理をやり切り、その知見を活かしてUTの事業創出に携わることだ。そのためにまずは、どんな現場、どんなケースでも成果を出せる管理業務のプロになる必要がある。立ち上げを成功させたと言っても、数百社あるUTの取引先のうちの2工場。もっと様々な拠点で、様々な顧客のニーズに応えながら、自分の引き出しを増やしていきたい。
さらにその先のこととなると、どうなるかわからない部分もあるが、いつかはUTを飛び出して、もっと自由にはたらくことを捉えていきたいとも思っている。もともと心の赴くままに暮らし、はたらける世界をつくりたくてUTに入ったのだから、自分自身でもそんな人生を体現していきたい。今描いているのは、アラスカでフリーランスとしてはたらく将来の自分の姿だ。自分の理想を叶えるためにも、まずはUTで日本のはたらき方に向き合っていく。
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